煙突を制する者が薪ストーブを制す — 安全・快適な炎ライフの核心は、実はストーブより煙突にあります。
煙突の役割と重要性
- 排煙+給気エンジン:ドラフト(上昇気流)がストーブ燃焼を支え、煙の逆流を防止。
- 安全装置:排気を屋外へ確実に導き、一酸化炭素事故や煙害を回避。
- 性能ブースター:良好なドラフト=高効率燃焼=薪の節約&クリーン排気。
安全に使うための基本ルール
項目 | 最低基準(日本消防法・建築基準法) |
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壁・天井貫通部 | 断熱二重煙突+めがね石/開口半径=煙突径×3 |
可燃物との離隔 | シングル煙突: 45 cm/二重煙突: 15 cm |
屋根上高さ | 屋根面から 90 cm 以上 & 障害物より 60 cm 高く |
設計・施工のポイント
- 真っ直ぐ立ち上げる — 曲がりは 2 箇所以内・横引き最短。
- 高さは 4 m 以上 — ドラフト確保&煙の拡散を両立。
- 断熱二重煙突の採用位置 — 屋外・貫通部・寒冷地では必須。